2023.05.17
ブルーシート外れました
報告が少し遅れてしまいましたが、
現場のブルーシートが外れ、足場はまだ残っておりますが外観のほぼ全容が明らかになってきました。
患者さんの出入り口。いわゆる正面です。
玄関部分の扉で3mほどとっているのでゆとりのある広い入口になるかなと思います。
入り口前の鉄骨部分は車寄せです。
スタバさんでコーヒー買う方は一番見る角度ですね。
(今はガチャガチャしてますが、もう少ししたら景観も整ってきますので💦)
左部分にちらっと見えるモルタルは何でしょうね!
北西側からの全体図。
もはや「家」ですね。
現代建築のモダンデザインとは全く離れていますので、新しいけど見慣れた懐かしい感じがどこかにあると思います。
モダンデザインの方が「おー!おしゃれですね★」には絶対になると思うのですが、
ミロクはそこは目指しませんでした。
あくまで誰もが落ち着ける場所を提供したいという思いから、日本古来の技法と現代の部材などをマッチさせた
「primitive modern」を実現させてます。
外壁に少し凹凸があると思いますが、これは杉板と杉板を合わせたうえにさらに杉板で蓋をするという「押縁」という
方法で合わせているからです。 1枚1枚大工さんの手合わせなので手間暇かかるため最近は同じ杉板外壁でも
フラットな合わせが多いかと思いますが、あえて凹凸を作ることで飽きのこない立体感や木の存在を楽しむことができます。
杉板は無垢ですので当然年数に応じて経年変化してきます。数年かけて色が変化し、こげ茶っぽい色に変わってきます。
それも考えたうえで、周囲の道の駅・わくわくランド・舞鶴山の景観とフィックスするようなデザインですすめています。
足場も外れたころからいよいよ内観についても少しずつ紹介していきます。