2024.10.04
認知症に安心を。どこシル掲示板Ⓡ
当院には「ものわすれが心配だ」という患者さんやご家族の受診が多くいらっしゃいます。
本人だけでなくご家族の不安にも寄り添う事を心掛けており、治療もお薬とリハビリ、さらには行政との連携など必要に応じて行っております。
(これらの事については別の記事でとりあげます)
さて、認知症患者さんのご家族の不安要素に1つに、「勝手に出て歩かれて迷子になったらどうしよう。事故に巻き込まれたりしたら、、、」
といったものがあります。
そういった不安解消の一助となりうる取り組みが天童市でも始まっています。
どこシル掲示板Ⓡ(東邦薬品株式会社)
「どこシル伝言板は認知症の人や障がいをお持ちの方等の保護時に、個人情報を開示することなく、早期ご帰宅につなげるサービスです。発見者が、保護対象者の衣服等に付けられているラベル・シールのQRコードを読み取ると、安心・安全で必要な情報のみがWeb上の掲示板で即時に確認できます。」
要するに、事前に対象者の情報を登録してそえをQRコードにして衣服などにはっておく。
迷子になった時に、発見した人がそのQRコードを読み取ると開示に必要な情報だけが掲示板で共有される。
といったサービスです。
こんな具合です。
導入する自治体は増えていて、低価格で個人情報もしっかり管理されていて安心してご利用が可能なようです。
少しでも興味がある方はかかりつけ医やケアマネさんにご相談ください。
出典:どこシル伝言板Ⓡ | 東邦薬品株式会社 (tohoyk.co.jp)