zarazara

2023.03.20

建て方

WBC日本優勝おめでとうございます。

最後の大谷とトラウトの対決は痺れましたし、まさにドラマよりもドラマでしたね。


さて、ミロクプロジェクトの方は

ついに建て方開始になりました!


と、思ったらあっという間に屋根までかかってしまうという目まぐるしいスピードで現場は動いています。

連日10人近くの大工さんが関わってくれておりますがやはりプロの仕事は見てて気持ちがいいですね。



まずは13号線側からでもはっきり見えてしまう、このクレーン車。60t用とか聞きました。

当院は高さは住宅の2階建てと同じ全高なので、ここまでのものは必要ないのですが、

現場の関係で、この西側からしか操作をすることができないので、東側(コーヒー屋さん側)の作業まで

手を伸ばすとなるとこの規模のものが必要になるとのことでした。

子供は喜びますね★



こんな感じで土台敷から1階部分の枠組みがどんどんすすんでます。

(自分の木なんだと思うと妙にうれしくなりますね)


内部のあの部屋からの眺め。 コの字の由来も間もなく明らかになってくるかと思います。



当院のメインルームの1つの梁!


ここがこだわりました。。

「完全木造。で、あの部屋は基本無柱空間にして広くスペースを担保してください」

コロナ・ウクライナでウッドショック全盛の時代にこの要望を伝えるだけでも勇気が必要でした。

こういった事業建築は理想をかなえることもそうですが、決められた予算にしっかりおさめることも大切で

それができないと全てが絵にかいた餅になります。


建築チームが様々検討くれた結果、構造体の一部は集成材使用(これも高騰してますが)、

で、梁の部分は原則無垢材でいこうとしてくれました、感動。


ここの部分は最大7m近い無垢材の梁を使用しています。

本当に贅沢な空間だと思います。

視覚的にも無垢材特有の木の香りに包まれた嗅覚的にもクリニックでありながら穏やかに過ごせる場所になりそうです。

そして2階部分もこんな感じで作業がすすみ。。



先日は屋根までかかりました!


ここまでくると全体のレイアウトのイメージがつかめてくるかなと思います。

全高は今の流行に反して低めにし、全体もコの字におさめているので、見た目として大きさをあまり感じさせないのも

ポイントです。周りに高さのある大きな建物がないからこそ統一感を持たせ、より風土に溶け込む建築になります。

2階に関しては主にスタッフ専用スペースですが、東西南北どの方向からも視界が抜けて山が見渡せる絶景です。


日程などの都合で大規模な上棟式ではなく簡略化して行うことになりましたが、

現在まで工事が滞りなくすすんでいますことに感謝しながら、私も準備を加速化させていきたいと思います。