zarazara

2025.08.19

認定書

当院の2人のセラピストがそれぞれ認定書を受け取りました。


まずはPTのS君。

脳卒中下肢装具アドバイザーⓇ:一般資格ではありますが、とても重要な資格です。地域医療の中で脳卒中の下肢装具について正しい使用法を理解している人はまだ少ない実情があります。

そのため、せっかく作った装具も逆に歩容を悪くしたり、痛みなどの原因となってしまう事もあるため、装具自体を否定されることもあります。

しかしながら、下肢装具はその種類・使用目的に多岐に渡るため、正しい使い方やメンテナンスを行う事で、自分の足で歩く事を諦めない。に繋げることができます。

山形の地域で下肢装具にお悩みの方は彼にご相談ください。


もう一人は訪問担当PTのA君。

認定訪問療法士:その名の通り訪問リハビリテーションに高い専門性を持つセラピストが取得することができる難資格です!

この認定を保持している人は全国でも少なく、山形では3人目(2025年8月現在)になります。

彼はこの資格を得るための様々な課題を1年半かけてやり遂げたとの事です。

連日、自分のデスクであれこれやってるなあ、と思ってたらこれだったようです(笑)。

今後の介護保険・訪問リハビリの可能性をさらに広げ、地域リハビリの発展にさらに貢献してくれる事と思います。


特別な資格など必要ないという声もありますし、もちろん患者さんファーストであることは医療者であれば間違いありません

ですが、常に自己研鑽に励み、その結果をこういった形で得ることができるのは、自分自身のモチベーションにもつながり、それが臨床の飛躍にも繋がっていくものと

思います。


当院では今後もセラピストたちが学会発表や新しい資格取得に向けて研鑽を続けてくれています。


そんな彼らの頑張りをひっそりと見届けていただけますと幸いです。